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1分間講座

1分間患者学講座

足をひねってしまったら?
一般的には「捻挫(ねんざ)」といわれていますが、医学用語では「足関節靭帯損傷」といいます。くるぶしの下にある靭帯が痛んだ状態です。捻挫といっても、脱臼や骨折を併発していることもありますので、軽視できません。受傷後2、3日で腫れがピークになります。実はこの腫れがクセモノなんです。腫れは回復を妨げてしまいます。腫れないように対処することが大切です。この腫れの対応の仕方によって回復は数週間遅れてしまうこともあります。腫れる前に病院を受診することが早く回復するポイントです。

具体的にどうすればいいかをお話ししていきましょう。
1. Rest:安静
患部を安静に保ちます。
2. Ice:冷却
氷のうを当てて冷やします。氷水を入れたバケツに足を入れる方法もあります。
3. Compression:圧迫
氷のうの上から弾性包帯を巻いて圧迫します。正しいテーピング技術をもった人に適切に巻いていただくと、なお良いでしょう。
4. Elevation:拳上
枕やスポーツバックを利用し、患部を心臓より高い位置に置きます。

それぞれの頭文字をとって「救急処置のRICE」と呼ばれます。この「救急処置のRICE」を、まずは患者さん自らの手でおこなって、対応のできる病院を受診し、適切な処置をすることが大切です。受傷してしまったら、この初期の対応が、回復のはやさを決定すると覚えておきましょう。


突き指してしまったら?
突き指は「靭帯損傷」です。決して引っぱってはいけません。傷んだ靭帯を引っぱってしまったらさらに悪化させることになりかねません。突き指したときも「救急処置のRICE」が大切ですよ。



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