NPO「げんき」とは?

特定非営利活動法人げんき
理事長 秋葉 敏夫
(九州保健福祉大学教授)
子どもからお年寄りまで、すべての年代で運動は生命を支える身体と心を健康に育むために必要なものです。「すべての国民が健康で明るく元気に生活できる社会」(健康日本21)をつくるためにも、自ら運動・生活改善に心がけることは重要です。

しかし、運動にはそれぞれの年代に適したものがあります。小児期には基本動作づくり、中学生は基礎体力づくり、高校生以後に筋力トレーニングや技術的な練習、そして中高年では獲得した身体能力の維持・改善といった具合です。使い過ぎや間違った方法で運動を行うとスポーツ障害をまねき、「げんき」阻害を引き起こしかねません。そのためにも私たち“NPO法人げんき”は様々なアプローチにより皆様の「げんき」を応援していきます。

設立趣旨
日本のスポーツレベルは一般に考えられているより低く、オリンピックのメダル数は人口比やGNP比でみると先進国のレベルには遥かに遠いものです。その背景として日本の青少年のスポーツ障害が他国と比較して多く発生している現状があり、日本のオリンピック代表選手の半数以上が故障を持っているとの報告があります。スポーツ障害は正しい知識があれば防げるものです。青少年の健全な発育およびエリートアスリート育成の観点から、専門知識の啓蒙が重要であると考えられます。

また、2015年には4人に1人が65歳以上である高齢社会が到来すると予測されており、病気の予防すなわち病気になりにくい身体づくりが求められています。日常生活の中で身体機能向上に努め、「ある目的のために身体を動かし、目標のところまで移動する」能力を保持し、疾病・疾患・寝たきり状態にならないように予防することは重要です。この目標を達成するためにも運動やスポーツに励み、その関連知識を習得する事は重要であります。生命を支えるのは心と身体です。運動やスポーツは栄養、休養とともに健康と長寿にとって欠かせぬ前提条件と言えます。

さらに、延岡市は、「健康都市づくり」や「アスリートタウンづくり」に取り組み、市民全体のスポーツ活動を積極的に推進しております。

このような背景に鑑み、今後もさらに活気あふれるまちづくりを行っていくためにも、健康・スポーツ指導者、研究者および医療関係者が一体となり、専門的な視点からトータルなヘルスプロモーションや青少年のスポーツ指導者への講習、中高年を対象とした健康教育を推進する組織の発足が期待されます。

そのために、私達は「特定非営利活動法人げんき」を設立し、意欲ある専門家、支援してくれるボランティアとともに、非営利団体として、健康増進や疾病の初期予防、スポーツ障害防止等について、研究、啓発、実践活動を行い、健康な身体づくりの推進および地域社会の活性化に寄与しようとするものです。

NPO法人げんき設立の経緯
平成13年 4月25日 設立総会開催
  5月1日 設立認証申請
  8月24日 設立認証書授与
  9月11日 第1回理事会開催
  11月10日 初事業(シンポジウム)開催

事業内容
事業内容
(1) 保健、医療、福祉の増進を図る活動
(2) 社会教育の推進を図る活動
(3) まちづくりの推進を図る活動
(4) 文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
(5) 子どもの健全育成を図る活動

延岡市から全国へ
みんなの「げんき」発信基地と
なっていくように…

健康、スポーツ活動普及啓発活動内容
こどもたちのスポーツ障害を防ぐ 勝つための科学的なスポーツの推進
こどもたちのスポーツ障害を防ぐ
勝つための科学的なスポーツの推進
延岡こども発達支援センターさくら園の運営

みなさまからのご要望や
ご依頼をお待ちしております。
中高年の適度なスポーツの増進
 

NPO法人げんき役員紹介
理事長 秋葉 敏夫 九州保健福祉大学教授)
副理事長 佐藤 信博 あたご整形外科理事長・日本体育協会認定スポーツドクター)
副理事 岩室 富雄 (延岡こども発達支援センターさくら園担当理事)
事務局長 佐藤 豊子 (さくら園担当理事)
理事 中村  正 (延岡市体育指導委員協議会会長)
理事 矢頭 重信 (延岡市古城町)
理事 山本 盛男 (さくら園担当理事)
理事 樋口 博之 九州保健福祉大学教授)
理事 吉武 重徳 九州保健福祉大学教授)
理事 瀧本 久子
理事 富山 雅章
理事 笠木 栄治

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